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アピセラピーについて
永年ミツバチ研究者は下記のような現象に驚異の眼を向けてきた。

女王蜂は働き蜂と同一の卵から生まれるのに、何故働き蜂の2倍の身長と体重を持つのか?
女王蜂は他の働き蜂の寿命が45日なのに、なぜ 3〜4年も生存できるのか?
女王蜂はなぜ何年もの間、毎日2000個もの産卵が可能なのか?

ミツバチ社会の神秘が解明され始めたのは17世紀になってからであり、オランダの学者スワンメルダムは女王蜂幼虫の食餌に関する口伝、文献にこれらの諸問題に答える根拠を見出した。その食餌のさらに正確な科学的組成が明らかにされたのは20世紀になってからである。
このような研究の結果、ローヤルゼリーが持つ驚異的な成長力が明らかになったが、ローヤルゼリーの特性をそのまま人間に関連づける学者もいる。しかしながらローヤルゼリーの対ミツバチについての研究には何ら問題はないが、人間への適用については合理的な結論とはいえず、証拠不足の議論であり、厳しい批判を招くことになる。

今までに行われてきた人間や動物での幾多のテストや実験の結果によれば、ローヤルゼリーは次のような基本的な性格を持っている。
1)人体に全く無害である。
2)人体の栄養・代謝・エネルギーの面では、
  *人体組織の酸素の消費を活発にし酸素反応を活 性化する。
  *風邪に対する抵抗力を強める。 *心理的に気分を引き立て苛立ちを鎮める。
  *食欲を増進する。
  *全般的に活力を高める。
3)ローヤルゼリーは下記の作用を持つ。
  *赤血球やヘモグロビンの造成を促進する。
  *消化機能を助ける。*軽度の関節痛やリュウマチ、主として神経系統 に関連する痛みへの鎮痛。
  *変形菌、大腸菌に対する強力な抗生物質様作用。また抗ウイルス作用も有効である。

ローヤルゼリーに可能な能力以上を期待すべきではなく、現実に存在するこのような素晴らしい効果に満足すべきである。
ボルドー及びサウスウエスト老人病学会の創始者であり名誉会長の、また老人病治療におけるローヤルゼリーの実験に関する注目すべき著書もあるデストレム博士の結論を下記に掲げる。

「25年近く経過して尚今日確信することは、ローヤルゼリーの成分が例えその当時喧伝された若返り効果に何ら関係なくとも、ローヤルゼリーは無害であり若干のダイエット効果とともに、多様の薬事特性に恵まれていることは確かと思う。従って奇跡的な効果がないという理由で拒否されるべきではない」(以上イヴ・ドナデユー博士「自然療法」シリーズから引用)

「 自然療法におけるローヤルゼリー」
La gelee royale(Maloine ed.1981)/Dr. Yves Donadieu著 竹田腆訳(1990)より引用

<参考文献>
Donadieu Yves
ーQuelques notions importantes pour une bonne utilisation de la gelee royale(1979)
ーNotions essentielles de base en matiere d'apitherapie.(1980)

Chauvin R.
ーLa gelee royale. Recolte et conservation. Proprietes physiques (L'Apiculteur 1955)
ーLa gelee royale. Composition biochimique(L'Apiculteur 1956)
ーLa valeur dietetique et therapeutique des produits de la ruche: MieL Pollen, Gelee Royale.(1959)
ーTraite de biologie de 1'abeille.

Les produits de la ruche(Masson et Cie,1968)
ーApiacta 15(3) : 101‐3

DESTREM H.
ーExperimentation de la gelee royale dユabeilles en pratique geriatrique(Revue Francais de Gerontologie, 1956)



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